この動画では何故QWERTYキー配置がデファクトスタンダードになったのか?
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なぜキーボードは現在の形形なのか?について解説します。
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又、現在キーボードが抱えている問題点の解説と解決策を提案します。聞き流すだけで良いように出来ていますのでゆっくりしていってね!!!
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キーボードはコンピュータを使う上で必要不可欠な道具です。
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しかし、キーボードはデファクトスタンダートの影響を強く受ける商品なので合理性や利便性を追求するには自作するしかありません
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この部分についてキーボードの元になったタイプライターの歴史を踏まえて解説します。
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タイプライターが生まれて日が浅い時代において様々なメーカーが様々な形や配置のタイプライターが生まれました
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所が時代を隔て、現在キーボードのデファクトスタンダードはQWERTYキーです。
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何故、キーボードのキー配置はQWERTYキーで固まってしまい、キーボードの形も現在の形で固定されてしまったのでしょうか?
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理由は大きく分けて二つです
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一つ目は、QWERTYキーのタイプライターは他社のタイプライターよりも格安でした。
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さらにユーザーのニーズを汲み取り改善を繰り返すユーザーフレンドリーな企業だったので訴求力が高かったのです。
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二つ目の理由は、QWERTYタイプライターはタイピストと呼ばれる文字入力代行の人々に広く愛されました。
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タイピングを代行する企業としては、格安でニーズに日々答えてくれる機材を選ぶのは経営戦略上合理的な判断です。
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そしてそこで仕事を覚えたタイピストはQWERTYキー配置のタイプライターに慣れているので他の会社に就職しても同じQWERTYキー入力方式のタイプライターを好みます
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こうやってタイプライターを使う人々が合理的理由からQWERTYキー配置のメーカーのタイプライターを選びます。
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この二つの理由により、QWERTYキー配置のタイプライターはデファクトスタンダート化しました。
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QWERTYキー配置がデファクトスタンダードになる事でコンピューターの文字入力においてスマートフォンやパーソナルコンピューターなどの殆ど全ての文字入力する場面において一度QWERTYキー配置さえ覚えてしまえば利用することが可能となります。
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人々はたった一度学習コストを払うだけで済みます。
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この一度覚えたら殆ど全ての家電入力で使える利便性により、キーボードは違う方向の可能性を殆ど失くしてしまいました。
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一つ目の問題点がキー配置です。
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QWERTYキー配置は多数の人々が使う上で合理的なキー配置になっておりません。
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キーボードのヒートマップですが、QWERTYキー配置は何かを入力する上で各指に対する負荷のバランスが悪いです。
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このようなデータは時を経ないと精査出来ないので仕方のない事なのですが、問題は余りにもデファクトスタンダードの圧力が強すぎる事です。
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多数の人々は、一度QWERTYキー配置を学習コストを払ってまで覚えた後に、いくら入力速度が最適かされる可能性があると理解したとしても、新しい入力方式に新たに学習コストを払ってまで変更なんかしません。
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ヒートマップを参照していただけましたら幸いですが、何かを合理的に効率良く入力する事において合理的に最適化されていないQWERTY配置は非合理的です。
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何故QWERTY配列のタイプライターを作ったメーカーがQWERTY配列にしたのかは諸説あり、決定的な理由は不明です。
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データから客観的に示唆できる部分としては当時の合理的だと思って作った配置や企画が、現代では非合理だと言う現象は多々あります。
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その時に現代の合理性に合わせて規格をアップグレードしていけば合理的なのですが、キーボード入力の場合はいろいろな影響によってアップグレードされずにタイプライターの規格を引きずる形で今日まで来てしまいました。
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二つ目の問題がキーボードの形です。
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キーボードはタイプライターの形に強く影響を受けております。(当たり前だよなぁ…
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後戻りが出来ないタイプライターの時代にはバックスペースやデリートキーは存在しませんでした。
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人間はミスをする生き物なので、バックスペースキーを最もよくタイプします。
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最もよくタイプするバックスペースが、タイプライターの形の拡張の影響を強く受けてしまっている為に一番よく使うバックスペースがキー配置の隅に追いやられてしまっています。
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タイポが出来ない事を前提に最適化されたタイプライターと、幾らでもタイポが出来る現代も入力環境ではバックスペースの使用頻度は大きく変化します。
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このように、キーボードの形やキー配置が現代の環境に最適化されていない為に、キー入力をする多数の人々の生産性を下げていると言えるかもしれません。
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現代に最適化されたキーボードを使うことで人々の生産性が一時間に2分程度短縮されるとしたら、その浮いた2分間を使って人々は他の事に人々の資源を使うことが出来ます。
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現代に最適化させたキーボードを開発する事で人々の生活の質を改善する手助けがしたいと思っています。
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前提条件として、これから説明するキーボードの形が最も合理的な形というわけではありません。
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あくまでも無限に存在する可能性の中から、私が導き出した合理的なキーボードです。その部分を共有できましたら恐悦至極にございます。
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キーボードを作成するにあたって
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・ミニマルである ・ブラインドタッチ可能である ・高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応できる
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以上の条件を満たしたキーボードを開発します。
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縦4列、横12列の格子型のキーボードにしました。いわゆる40%キーボード、プランクキーボードと言われるキーボードです。
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入力効率を考えるとなるべくキーボードを見ずにブラインドタッチ出来る事が望ましいです。
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その時に 縦5列の数字キーを追加したキーボードだと、多数の人々は数字キーを入力するときに、視界をモニターからキーボードに移動させなければならない可能性があります。
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これは入力効率を遅延する行為なので、キーボードを見ずに入力できる縦4列の配置を採用しました。
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キーボードデザインを格子型を採用した理由ですが、タイプライターのデザインを引き継いでいる現在のキーボードのデザインは現在に最適化されておりません。
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画像を確認いただけましたら幸いですが、タイプライターは縦の棒でキーを支えなければならないので縦の列を揃える事が出来ませんでした。
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キーボードのキーが縦のラインで揃っていないのはタイプライターからの名残であり、タイプライターは構造上縦を揃えられなかったからです。
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このようにキーボードは過去のデザインを踏襲しているだけであり、それは大多数がタイプライターと同じ製品だとデザインで認識しないと、その製品を購入しないからです。
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例えば、何度でもタイプミス出来るタイプライター(ワードプロセッサー)を開発販売するとします。その製品がタイプライターの形をしていれば、多数の人々はアップグレードされたタイプライターとして認識します。
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もしもタイプライターのデザインを踏襲していないと大多数はキーボードをキーボードと認識できないのでその製品を購入しえません。
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タイプライターを使っている多数の人、もしくはこれからタイプライターを使おうと考えている人がいたとします。
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その人々の不満がミスタイピング出来ない事だとして、タイプライターとは違うコンピューターで制御できるワードプロセッサーを販売するとします。
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この時点で、メカニカルな問題であるキーボードの形をタイプライターのような鍵盤状に配置しなければならないという制約からは構造的に開放されています。
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ここで、より利便性が高いであろう新しい配置のワードプロセッサーを開発販売したとしても、多数の人々はそれをタイプライターの改善版だとは認識せず全く新しい別の何かだと認識するのです。
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これは多数の人々が、新しい技術に対する感度や理解度が高くない事に由来します。
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こうなると、いくらでもミスタイプ出来るタイプライターが欲しい層や、最新のタイプライターを使いたい層の見込み顧客を失う事になります。
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なぜならそういった多数の人々は、新しい入力配置のワードプロセッサーをワードプロセッサーとして認識できないからです。
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これが製品やサービスから合理的変化を奪っている大きな部分であり、合理性や作業効率の改善を好む人々の選択や可能性を潰しております。
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製品やサービスの大きなジレンマとして、多数の人々に受け入れられる製品でないと普及しない、商売として成立しないと生き残れないというジレンマが存在します。
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なので、商売として成立しなければならないのでどうしても多数の人々の理解度に阿った製品を開発しなければなりません。
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その結果、合理性や利便性を著しく欠いたシステムや製品がデファクトスタンダードとして世に跋扈し、その結果大きな機会損失を生んでしまうのです。
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この機会損失とは、労働生産性の事だけを言っているのではありません。例えば合理的な製品を使う事で人々の労働生産性が上がり一日に10分時間を短縮出来ると仮定します。
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すると人々は10分長く家族と過ごすしたり、10分長く睡眠時間を確保したりと生活の質を向上させる事が出来るかもしれません。
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だからこそ、一部の能動的に労働生産性を高めて生活の質を高めたいと思っている人々などがデファクトスタンダードの影響を受けて機会損失を被ってしまう現状はベストな環境ではないと考えます。
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この問題を解決するキーボードを開発する事で人々の生活の質の向上できるような製品の開発の解説を行います。
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今回は3Dプリンターを使ったキーボードケースの作成方法を解説します。
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今回の開発に使っているPCはこちらになります。使う機材を同じにする事で再現性が高まるかもしれません。
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規格化されていないオリジナルのキーボードを作るのは非常に手間と根気がかかります。
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今回作成を行うミニマルなキーボードもフレームから設計をしなければならない為に、学習しなければなならない内容、購入しなければならない機材など非常にコストがかかります。
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3Dキャドアプリを使ってキーボードのスイッチを支える格子型のキーフレームを作成してます。
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メカニカル式のキースイッチは一か所につき14平方ミリメートルの隙間が必要になります。
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次にキー同士の隙間の感覚ですが、5平方ミリメートルです。
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3Dプリンターで出力する事を前提に作成するキャドデータの注意事項ですが、3Dプリンターは制度に誤差が生じることがあります。
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非常にお高い精度の高い3Dプリンターでも 0.001ミリ程度の誤差が出ます。
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お使いの3Dプリンターの誤差を把握する必要があります。
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今回使用する3Dプリンターの誤差は0.1ミリメートルなのでキースイッチの穴は縦横14.1ミリ、キー同士の隙間は5.1ミリで作成しております。
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最後にフレームの厚さですが2ミリです。
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出来上がったデータを3Dプリンターで出力します。
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プリントしたプレートです。
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このミニマルキーボードを製品化し販売したいと考えております。
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しかしながら、非常に手間や開発コストがかかったおります。
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ある程度の数を販売できるだけのチャンネル登録者数が必要になってきます。
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