windows には備え付けで cmd と powershell が入っています。
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リナックスやマックオーエスのようなシェルスクリプトの使用に慣れている人はギットバッシュをインストールする事で作業効率を改善させる事が出来ます。
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ウインドウズの CLI を バッシュ に変更する方法を解説します。
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今回使った端末を記載しておきます。同じ端末を使う事で再現性が高まるかもしれません。
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Microsoft Surface Laptop 3 – 13.5
New Microsoft Surface Laptop 3 – 15
NEW Microsoft Surface Pro X – 13
マイクロソフト Surface Laptop 3 13.5インチ
マイクロソフト Surface Laptop 3 15インチ
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インターネットブラウザを開いてURLをコピペしてexeファイルをダウンロード
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ダウンロードしたファイルをダブルクリックで起動
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利用規約をよく読み同意する場合は
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ネクスト をクリック(同意しないと使えません)
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今回はGitをクライアントとしてのみ使うのでこのままで進めます。オープンソースのTracのようなITS/BTSと組み合わせる場合や、SSHを使ってサーバー公開をする場合などは、C:\Gitのように短めで間にスペースが入らないディレクトリに設定してインストールをします。
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ネクスト をクリック
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自分の使い勝手の良い設定に変更して ネクスト をクリック
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・Additional Icon → On the Desktop:デスクトップへのアイコンの追加を行う。 ・Windows Explore → Git Bash Here:エクスプローラーの右クリックメニューのリストに「Git Bash Here」を追加する。 ・Windows Explore → Git GUI Here:エクスプローラーの右クリックメニューのリストに「Git GUI Here」を追加する。 ・Git LFS (Large File System):Git LFS(大きなサイズのファイル・システム)の導入を行う。 ・Associate .git configuration files with the default text editor:デフォルトのテキストエディターと「.git」コンフィグレーション・ファイルを関連付ける。 ・Assiciate .sh files to be run with Bash:Bashと「.sh」ファイルを関連付ける。
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ネクスト をクリック
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コミットコメントなどの編集に使用するエディタを選択します。インストール後に他のエディタに変更することも可能です。
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エディターが何かわからない御仁はnanoが無難でいいのではないかと思われます(思っているだけでしろとは言っていない
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・Use the Nano Editor by Default:nanoエディタを標準とします
・Use Vim(the ubiquitous text editor) as Git’s default editor:Vim(今までのデフォルトのエディター)を標準とする設定です。
・Use Notepad++ as Git’s default editor:notepad++を標準とする設定です。別途notepad++のインストールが必要です。
・Use VisualStudioCode As Git’s default editor:Visual Studio Codeを標準とする設定です。別途Visual Studio Codeのインストールが必要です。
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・Use Git from Git Bash only:環境変数pathに何も設定しません。すでにUNIX互換環境等を構築されている方はこのオプションをとりあえず選択しておくのが無難です。
・Use Git from the Windows Command Prompt:環境変数pathにC:\Program Files\Git\cmdを追加します。コマンドプロンプトやPowerShellからGitのコマンドが使用できるようになります。
・Use Git and optional Unix tools from the Windows Command Prompt:環境変数pathにC:\Program Files\Git\cmdとC:\Program Files\Git\mingw64\bin, C:\Program Files\Git\usr\binの三つを追加します。gitだけでなく、他のUnix由来のツール、lsやlessなどをWindowsのコマンドプロンプトから使用できるようになります。
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今回はコマンドプロンプトやパワーシェルをバッシュライクで操作したいので、Use Git from the Windows Command Prompt を選択します。
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通信プロトコルを選択します。ウィンドウズサーバーを使うような奇特な人でない限りUse OpenSSH で問題ないと思いますが、企業内ユーザーでよくわからないときにはシステム管理者やTFSの管理者に確認しましょう。
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ネクスト をクリック
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レポジトリへのチェックイン、チェックアウト時の改行の取り扱いについてです。拘りが無ければCheckout as-is, commit as-is:改行コードについては何もしない。が無難かと思われます。
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・Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings:チェックアウト時に改行コードはCRLFに変更、コミット時には全てLFに変換。
・Checkout as-is, commit Unix-style line endings:チェックアウト時は改行コードについて何もしない、コミット時には全てLFに変換。
・Checkout as-is, commit as-is:改行コードについては何もしない。
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ネクスト をクリック
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デフォルトのターミナルはmintty、シェルはbash、パッケージマネージャとしてpacmanがついている。MSYS2はアーチリナックスに慣れ親しんだ人にとっては使いやすいです。
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この動画ではアーチベースでサーバーを作成する予定なので Use MinTTY を選択しています。
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・Use MinTTY(the default terminal of MSYS2[Minimal SYStem 2 ]):Minttyを使用する。
・Use Windows’ default console window:Windowsの標準コンソールを使用する。
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追加オプションを選択します。CLIを起動する場合いに必ず管理者権限で実行するならデフォルト設定で問題ないかと思われます。
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・Enable file system caching:PCのリソースは多少消費する代わりにgit status時などでの応答速度を改善するfscacheキャッシュを有効にします。
・Enable Git Credential Manager:Git Credential Manager for Windows(GCM)をインストールします。GitHubやTeam Foundation Services等にアクセスする差違の二段階認証に対応し、その認証情報をWindowsの資格情報マネージャーに保存できるようになります。
・Enable symbolic links:Gitでシンボリックリンクを使用できるようになります。WindowsのシンボリックリンクはPOSIXのそれとの互換性が必ずしもあるわけではないので注意が必要です。
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インストール をクリック
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lunch git bash にチェックを入れてネクスト をクリック
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Git bash が無事起動したら成功です。お疲れさまでした。
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CLIとGUIではキーボードショートカットが被る事があります。
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取り分けコピペのショートカットがデフォルトでは不便なので設定を変更します。
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ギットバッシュの右上のアイコンをクリック
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オプション をクリック
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Keys をクリック
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チェックイン Ctrl + Shift + letter shortcuts
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セーブ をクリック
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↑ ↓|コマンド履歴を順に表示
Ctrl + Shift + c|コマンド内のコピー
Ctrl + Shift + v|コマンド内へ ペースト
tabキー|フォルダやファイル名の予測変換
Ctr(control) + a|カーソルを先頭に
Ctr + e|カーソルを終端に
Ctr + b|カーソルを一文字戻す
Ctr + f|カーソルを一文字進める
Ctr + d|カーソル位置の文字を消す
Ctr + h|カーソル位置の左側の文字を消す
Ctr + w|カーソル位置の左側の単語を消す
Ctr + r|コマンド履歴の中で検索する
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ls|フォルダの内容をリスト形式で表示する
ls -a|隠しファイルも含めてすべて表示
cd [移動先]|ディレクトリ(フォルダ)移動
cd ..|一つ前の階層へ移動
cd /|root 階層へ移動
cd ~|ドキュメントルート階層へ移動
mv [移動元] [移動先]|ファイルを移動
cp [移動元] [移動先]|ファイルやフォルダをコピーする
rm [フォルダ名]|ファイルを削除
mkdir [フォルダ名]|フォルダを作成する
touch [ファイル名]|ファイルを作成する
rmdir|フォルダを削除
cat [ファイル名]|ファイルの内容を表示する
find [ファイル名]|ファイルの中身をリスト化
diff [旧ファイル名] [新ファイル名]|ファイルとファイルの内容の違いを表示する
grep [検索したい文字] *[ファイル名]|ファイル内のパターン検索を実行
chmod [権限ファイル名]|ファイルやフォルダのアクセス権限を変更する
chown [変更したいユーザー名] [変更したいファイル名]|ファイルやフォルダのオーナーやグループを変更する
ln [リンク元ファイル名] [リンク先ファイル名/フォルダ名]|ファイルやフォルダにリンクを設定する
less [ファイル名]|テキストファイルを閲覧する
more [ファイル名]|ファイルをページ単位で閲覧する
clear|消さずに画面を綺麗にする
pwd|現在いる位置を表示する
history|コマンドの履歴を表示する
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adduser [ユーザー名]|ユーザーを新規作成する
deluser [ユーザー名]|ユーザーを削除する
groupadd [グループ名]|グループを新規作成する
groupdel [グループ名]|グループを削除する
chfn [ユーザー名]|ユーザー情報を変更する
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free|空きメモリや、使用中メモリを表示する
last|最近ログインしたユーザー名を表示する
finger [ユーザー名]|ユーザー情報を表示する
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route|ルーティングの表示や設定を行う
ftp|ファイルをFTPで転送する
ssh|sshでログインする
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以上で設定を終了します。参考になれば幸いです。
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Microsoft Surface Laptop 3 – 13.5
New Microsoft Surface Laptop 3 – 15
NEW Microsoft Surface Pro X – 13
マイクロソフト Surface Laptop 3 13.5インチ
マイクロソフト Surface Laptop 3 15インチ
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お疲れさまでした。参考になれば幸いです。最後までご覧頂きありがとうございました。
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最後までご覧いただきありがとうございました。参考になれば幸いです
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